こんにちは、てるきちです。
仕事をするとき、肩に力が入り過ぎていませんか。「力の抜き方」を意識していることは仕事において、とても重要なことだとボクは思っています。
社会人になってから仕事を頑張り過ぎて、
心身を壊してしまった人を何度も見てきました。
真面目で優秀な人ほど責任感が強くいつも「頑張らねば」と、ついつい頑張り過ぎてしまいます。
無理を続けていたら、誰だって体調を崩してしまいます。
これから何十年も続くあなたの人生です。
仕事が原因で、人生を犠牲する必要はありません。
またボクの社会人経験から仕事ができる人は、皆さん力の抜き方が上手でした。
20代は何事にも一生懸命でもいいですが、仕事や責任が増える30代では「力の抜き方」を理解していないとパンクします。
そこで今回は、いつも頑張っているあなたへ
仕事における「力の抜き方」の大切さについて語っていきます。
この記事がオススメな人は、
- 疲れが溜まっている人
- 残業が多い人
- 自分の時間を増やしたい人
では、早速みていきましょう。
「肩の力を抜いてがんばる」方がいい理由とは?
まずは、肩の力を抜いてがんばる方がいい理由をここからご紹介していきます。
【理由①】完璧主義だと、動けなくなるから
完璧を目指してしまうと、なかなか仕事が終わらなくなってしまいます。
もし、あなたが時間をかけて「完璧だ!」と思う仕事が出来てもボクの経験上、上司やお客さんから何かしら修正依頼が発生します。
つまり、最初から完璧を目指すのではなく、
- 7~8割ほどの完成度を目指すこと
- 「いつまでに」という〆切を設けること
- うまくいかなくても自分を責めず、改善すべきところを冷静に改善すること
こういった心がけが大切です。
肩の力が入りっぱなしの人は、もう十分に頑張っているはずです。
上記のポイントを意識し、仕事を滞留させず、ドンドン自分の手から手放していきましょう。
【理由②】仕事の生産性が高まるから
何でもかんでも手を抜いてしまうとただのやる気がない人になってしまいます。
なので、仕事に取りかかる前に、どこは手を抜いてよくてどこはダメなのか、を自分なりに理解しておくことが大切です。
たとえば、社会人であれば資料をつくる機会が多いと思いますが資料をつくることが目的になってしまっていることってありませんか。
※もちろん業種・職種にもよります
恥ずかしながら、ボクは昔そうでした。
社内の打ち合わせであれば、口頭や紙に書いて伝えれば済むもののわざわざ時間をかけて、
資料をつくってしまっていて、無駄な時間を自ら作ってしまっていました。
米国の大企業であるAmazonでは、ビジネスパーソンには必須のツールである「パワーポイント」の使用を禁止しています。
デザインばかりにこだわり、肝心の内容が薄っぺらいモノになってしまっていることに創業者のジェフ・ベゾスが激怒したことが理由だそうです。
あくまでひとつの例ですが、その仕事で何が重要なのかを改めて見直し、重要でないことは、ドンドン簡素化・省いていきましょう。
そうすることで無駄が激減し、生産性が高まります。
【理由③】仕事では「一生懸命な姿勢」よりも、「成果」が大事だから
仕事の手を抜くことに対して「罪悪感」をなくしましょう。
「手を抜く」と聞くと、「真剣ではない!」と、ネガティブに捉えてしまいがちですが、いつも全力疾走の人は、いつか心も体もパンクしてしまいます。
仕事で大切なことは、「質の高い成果」を生み出すことです。
決して、長時間働くことではありません。
時間をかけたからといって、いいものができるとも限りませんし、むしろ集中力が切れ、生産性は下がります。
時間ではなく、「集中力」をマネジメントすることが質の高い成果を生み出すためには大切です。
集中力のマネジメントについては、こちらの記事で紹介しています。
【理由④】身体の不調に敏感になり、ストレスがたまりにくくなるから
元気だった人が、ある日突然うつ病など体調を崩してしまうことがあります。
一生懸命頑張っている人ほど、常に全力なので、身体の不調の変化に気づきにくいです。
仕事は人生の全てではなく、一部です。
体調を崩し、あなたの人生を犠牲にするほどのものではありません。
ある程度肩の力を抜いて仕事をする方が、真面目に仕事に没頭するよりも、ストレスがたまりにくいです。
手を抜くことは、逃げでも甘えでもなく、
あなたの健康を守るためには大切なことです。
「手を抜く」ときの注意点とは?
では、ここからは「手を抜く」ときの注意点をご紹介していきます。
【注意点①】信頼を壊してはいけない
「手を抜くこと」は大切ですが、社会人として最低限のマナーは守りましょう。
たとえば、
- 「やる気がない」という態度をとる
- 約束を守らない
- 他人に迷惑をかける など
基本的なことですが、仕事とは、人との「信頼」の上で成り立っています。
人との信頼を壊してしまうような働き方は、「手抜き」とは言わないです。
【注意点②】組織やチームにとって利益になるような伝え方を工夫する
自分だけではなく、他人が関係している仕事で無駄を省くときには注意が必要です。
たとえば、「この会議は無駄だ」とあなたが感じ、それを上司に伝えても、「やる気がないやつだな」と思われてしまっては勿体ないです。
そう思われないように、無駄だと感じる理由や代案を伝え、あなたの提案が結果的にチームのためになると、理解してもらう工夫が必要です。
まとめ
頑張ること自体は、非常にいいことです。
むしろ、素晴らしいことです。
問題は頑張りどころを間違えているのに、一生懸命頑張りつづけ、何も成果がでず、あなたの貴重な時間を使ってしまうことです。
肩の力を向き、心に余白をつくることによって、やるべき優先順位が見えるようになり、結果として自分の時間が増え、仕事では成果が出せるようになります。
「断捨離」もそうですが、余白がなければ、新しいことは入ってきません。
「仕事に余裕がない」ともしも感じているのであれば、ぜひ今回の記事を参考に、仕事への向き合い方を見直してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!よろしければ関連記事もチェックしてみてください。
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