【初心者向け】KGI・KPIって何?わかりやすく紹介します!

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こんにちは、てるきちです。

 

自分なりに目標をたてて、取り組んだものの、途中で挫折してしまった経験ってありませんか。

 

「自分が何をやりたいのか」を見つけるもことも大切ですが、「やりたいことを実現していくこと」も同じくらい大切です。

 

そのためには、「プロセスの見える化」は大事です。見える化することで、自分の進んでいる方向が正しいかどうかチェックすることができます。

 

今回は、ビジネスパーソンが目標達成の際に活用している「KGI・KPI」について、個人でも活用できるようにわかりやすく解説していきます!

 

「KGI・KPI」を理解することで、効果的に目標達成向けて取組ことができます。

 

この記事がオススメの人は、

 

  • どうやって目標を達成したらいいのか悩んでいる人
  • KPI・KGIについて知りたい人
  • ビジネスパーソンとしてスキルを磨きたい人

 

では、早速見ていきましょう!

KGI・KPIとは

まず、KGIとは、重要目標達成指標(Key Goal Indicator)のことを表します。

 

言葉は難しいですが、簡単に言うと、「最終目標(ゴール)」のことです。

 

たとえば、以下のようなことを指します。

 

  • TOEICテストで990点をとる
  • 年収1000万プレイヤーになる

 

単に、お金持ちなるなどではなく、目標数値が入っているため、具体的になっています。

 

KGIで大切なことは、「最終目標(ゴール)」を数値化することです。

 

数値であらわすことによって
現状と目標の差がより明確にわかるようになります。

 

一方、KPIとは、重要業績評価指標(Key Performance Indicator)のこと

 

つまり、「KGIを達成するために必要なプロセスを数値化すること」です。
※詳細はこのあとお話します

 

ここでは、以下のことを覚えていただければ大丈夫です!

 

  • KGI=「ゴールを数値化したもの」
  • KPI=「ゴールを達成するためのプロセスを数値化したもの」

目標達成には「SMART」が大事

KGI・KPIでは、数値化が大切だと説明いたしました。

 

がむしゃらに頑張るだけでは、前進しているのかがわからず、途中で挫折してしまう原因にもなります。

 

では、数値化をするためはどうやってするためにはどういう風に考えていけばいいのでしょうか。
そこで、参考になるのが「SMART(スマート)」という考え方です。


「SMART」
は、重要な5つの要因の頭文字から作られた言葉です。

 

S:Specific(具体的)
M:Measurable(計測可能)
A:Achievable(達成可能)
R:Related(関連性)
T:Time-bounded(期限)

たとえば、「目標は、背伸びして届くものがいい」という言葉を耳にされたこともあるかもしれませんが、それはここでいうA:Achievable(達成可能)に当たります。

 

自分の限界を越えた過ぎた目標は、自分ゴト化できず、続きませんよね。

 

KGI・KPIを設定するうえで「SMART」を意識するだけで、実現可能でやる価値がある目標を設定することができます。

 

「SMART」についてより詳しく知りたい方はこちらをご確認ください>>

 

具体例を通して、KGI・KPIに ついて理解を深めよう

では、イメージしやすいように具体例をあげてKGI・KPIを設定していきましょう!
わかりやすいテーマで考えてみました。


【設定】※あくまでフィクションです

緊急事態宣言でテレワークが続き、
体重が10キロ増えたAさん(男性)。
KGI・KPIを設定してダイエットを決意。

 

STEP1 まずは、KGIを設定していきましょう

仮にもともとの体重が70キロであったとして、今は10キロ増えたので、80キロだとします。
Aさんは、もとの「体重70キロまでダイエットしよう」と決めました。

 

先ほど目標設定で大切なことは、「SMART」の考え方とご紹介しました。体重70キロまでと、具体的で計測可能な目標を立てています。且つ、自分でダイエットしようと決意したので、自分ゴト化できており、関連性もクリアしています。

 

次に足りていない要素としては、期限です。

 

たとえば、
1ヵ月で10キロダイエットなのか
半年で10キロダイエットなのか
1年で10キロダイエットなのか

 

期限に応じて、ダイエットメニューが変わってきます。また達成可能かどうかの視点では、1ヶ月で10キロ痩せることは、普通の人は難しいです。

 

ですので今回の場合、AさんはSMARTを活用し、「半年で10キロダイエットする」ことを決意しました。
これがゴールですので、今回のKGIとなります。

 

言葉だけだとわかりにくいので、
図にしてみました。

STEP2 KPIを設定していきましょう

では、ダイエットするためには何が必要でしょうか
ゴールを達成するために、要素を因数分解していきます

 

よく聞くのは、食事や運動。
あとは、睡眠。
あるいは、誰かにダイエットをしていることを宣言することがプレッシャーとなり
モチベーションが高まるかもしれません。

 

今回のAさんの場合は、

 

  • 食事
  • 運動
  • 睡眠
  • SNSでの発信

 

の4つの要素がダイエットするために
影響が大きいと考え、KPIの第一階層に設定します。
※図をご確認ください

文字が小さいとわかりにくいため、
階層①のブロックはあえて3つのみ紹介してます。

ただ、まだあいまいですよね。

 

KPIとは、ゴールを達成するための指標なので、ここでも「SMART」を活用していきます。

 

たとえば、KPIの1つ目として
食事では、1日1600カロリー摂取を設定。

 

KPIの2つ目として、運動では、
1日30分の運動を週3回を設定。

 

KPIの3つ目として、睡眠では8時間睡眠を週5回を設定。

 

KPIの4つ目として、SNSでの発信では、
毎日体重の公開を設定。

 

これで、KGIとKPIの第一階層を設定できました。
※図をご確認ください

問題が複雑化してくるほど、KPIは階層が増えていきます。ポイントは、自分がアクションできるレベルまで、細分化させるのが大切です。

KPIを設定するメリット

では、KPIを設定することによって、どんなメリットがあるのでしょうか。

やりことが明確になり行動を起こせる

Aさんの例をみていただいてわかるように、「これならできそう」と思えることがまず肝心です。

 

ゴール(KGI)に対して、どうすればさらに効果的かを考え、それらをKPIとして見える化すれば、迷いがなくなり、生産性が高まります

PDCAサイクルをまわし、常に改善できる

達成指標が設定されているので、目標を達成したのかどうかが明確です。

 

もし各KPI目標が達成できなかったら、どうしてできなかったのか原因を分析することにより、さらに改善され、パフォーマンスが高まります。

 

なので、KPI・KGIは作って満足するのではなく、定期的にKGI・KPIを見直し、PDCAをまわしていきましょう。

 

PDCAについて、詳しく知りたい方は
こちらをご確認ください。>>

まとめ

SMARTを活用して、KPI・KGIを設定することで、
目標までの距離を見える化でき、効率的に目標を達成することができます。

 

ただ、いまの世の中はめまぐるしく変化しているので、
KGI・KPIを設定することは大切ですが、
一度設定した内容に固執しすぎないようにもしております。

 

変化に応じて、柔軟にKGI・KPIを設定しなおすことも大事です。

 

ボクはだいたい3か月程度で、それぞれの設定を見直します。

 

とはいえ、ビジネスでも私生活でも活用できるノウハウですので、自分がやりたいことを実現するために、ぜひ取り入れてみてください。

 

今回の記事が少しでも皆さんの参考になったことを願っております!最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

 

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