こんにちは、てるきちです。
ここ数年、時代の変化のスピードは、ドンドン加速しています。
「昨日」まで正解だったことが、「今日」は正解ではないことも珍しくありません。
仕事においても、同じです。
これまでは上司に指示されたことを、ひたすら頑張れば成果に出ていましたが、いまの時代は上司の指示どおり働いたとしても結果がついてきません。
みんな手探りでやっているのです。
そこで大切になるのは、
正解を探さないこと、
自分の心の声にしたがうことです。
今回の記事では、「正解がない時代」を
生き抜くために大切なことをご紹介していきます。
この記事がオススメの人は、
- 自分に自信がない人
- 「自分で考えて行動しろ」と言われて困っている人
- 他人の意見を気にし過ぎてしまう人
では、早速みていきましょう!
計画通りには進まない
企業では3ヵ年計画や5ヵ年計画など、
事業を拡大していくために中長期的な計画を立てます。
計画するためには、
最低限の「仮説」が必要になります。
これまでは、「こうすれば、きっと事業は拡大していく」という、「正解」までの道筋がありました。
しかし、グローバル化の加速やコロナショックで体験したように、予想していなかった事態が、突然やってくることは珍しくありません。
3年や5年後を計画したところで、その通りにいくことは100%なく、計画の意味が薄れてきました。
外的環境が激しく変化する中で、企業は生き残るために、変化の波に柔軟に対応することが求められています。
とはいっても、企業は「人」の集まりです。
このように「正解がわからない」環境では、多くの人が不安を抱えています。
とくに、日本の企業の風土は、トップダウンで指示されることが多く、急に「自分で考えて行動しろ」と言われても、何をしたらいいのかわからないのでが実情ではないでしょうか。
「皆と一緒」=「正解」だと考えがちな日本人
ボクは仕事の関係上、多くの日本企業の方と関わっています。
そこでいつも感じることは、
よくも悪くも、日本人は「皆と一緒」=「正解」だと考えている傾向強い、ということです。
同じモノを大量生産すれば、経済的な
成長を見込めた昔であれば、
考え方や価値観が一緒の方が1つの方向に
大きく力を発揮でき、メリットが大きかったです。
しかし、いまは違います。
なぜなら、「同じ」であることは「価値がない」方向にシフトしてきたからです。
「同じこと」は価値がなくなってきている
別の記事でも紹介しましたが、いまの時代、似たようなモノやサービス、情報は溢れかえっています。
たとえば、「ティッシュペーパー」。
ティッシュペーパーは人の生活になくてはならないモノです。
ですが、いまあなたが使っている
ティッシュペーパーがどこのメーカーのものかすぐ答えられますか。
ボクは、正直覚えていません。
ティッシュペーパーを販売しているメーカーがあり過ぎて、イチイチ気にしていません。
※メーカーさん ごめんなさい
人の生活には必ず必要なのに、全然認知していない理由は、どの商品も「同じ」だからです。
ティッシュペーパーのような製品に限らず、企業や個人においても、他がやっているからという理由だけで同じことをやってしまっているケースが多いです。
みんなと同じであれば、たしかに安心です。ですが、それは「正解」ではありません。
これからは「同じこと」=「正解」ではなく、「違うこと」=「価値がある」という風に考え方がシフトしてきています。
自分なりの答えの見つけ方とは?
では、ここから自分なりの答えの見つけ方をご紹介していきます!
【見つけ方①】自分の中の違和感を大切にしよう
これまでの常識に縛られてしまうと、
人の記憶に残らなく、つまらないもの
ばかりを生み出してしまいます。
常識は過去からきているので、結局どこかで見たことがあるものになってしまいます。
そうならないために大切になるのが、自分の中の「違和感を大切にすること」です。
- 「本当にそうかなぁ」
- 「なんか違うなぁ」
少しでも引っかかることがあれば、自分の中で押しとどめるのではなく、発信していってください。
冒頭お伝えしたように、いまの時代において、上司でも正解はわかりません。
自信が持てない気持ちもわかりますが、あなたが「こうだ!」と強く思ったことがあれば、否定されても自分を信じて行動を続けていきましょう。
自分が信じたことを正解にしていくことが何より大切です!
【見つけ方②】自分が選んだ答えを正解にしていく覚悟を持とう
正解がない時代に、最も大切なことは
「自らが正解にしていくこと」です。
そのためには、「覚悟」が大切です。
人や環境がどうこうではなく、「自分がこうしていく」という意志が求められています。
逆にいうと、自分で意志決定をできない人は、他人に振り回されたあげく、成果にも繋がらないなど、ますます辛い時代になってきています。
自分がやりたいことがあれば、他人の目を見にせず、挑戦してみましょう。
失敗をしても、失敗から学んで
また挑戦すればいいのです。
それを続けていくうちに、やがて
あなたの選択が「正解」になります!
【見つけ方③】そもそも「正解はない」と、理解しよう
どうしても私たちは物事を
- 「白」か「黒」か
- 「正解」か「外れ」か
- 「勝組」か「敗組」か
- 「頭がいい」か「頭が悪い」か など
はっきり分けたがります。
そして、できればいい方に、自分も入りたいと思います。
しかし現実には、はっきりしていることなんて実はひとつもありません。
たとえば、自分にとって「正解」なことが
他人からみると「正解」ではなかったり、
今日は「正解」なことが明日は「正解」ではなかったり、捉え方が変われば見え方はかわります。
大切なことは、あなたがどう考え、どう捉えるかです。
「正解はない」のですから、あなたの感じたことに自信を持ちましょう。
感じたことに、優劣なんてありません。
まとめ
「正解がない」時代になったいま、
あらゆる意見や価値観を柔軟に受け止め、
急速な変化に対応していくことが求められるとよく言われます。
しかし、ただ変化に対応していくだけだと
疲れてしまうのが、ボクの意見です。
そうではなく、あなたが「変化の震源地」になりましょう。
あなたの素直な気持ちを発信し、やりたいことがあれば挑戦していけばいいのです。
なぜなら、「正解はない」からです。
イチイチ答え合わせをしなくていいのです。
あなたの心の声に従いましょう。
今回の記事が少しでも参考になったことを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました!よろしければ、関連記事もチェックしてみてください。