こんにちは、てるきちです。
あなたは仕事にやりがいを感じていますか。
いま日本人の多くの人が、仕事にやりがいを感じられず生活のため、やりたくもない仕事を我慢しながらやっています。
ネガティブな気持ちでやっている仕事からは、質の高いアウトプットは生まれません。
それは、やらされている本人にとっても
企業にとっても、マイナスです。
そんな時代に、これから求められる人は、
仕事に意味を与え、モチベーションを引き上げられる人です。
今回の記事では、日本人の働く現状を踏まえながら人に「意味」を与え、やる気を起こさせる大切さについてご紹介していきます。
この記事がオススメな人は、
- 部下を持つ管理職の方
- プロジェクトリーダーの方
- モチベーションを高めたい方
では、さっそくみていきましょう!
日本人の約4割しか働くやりがいを感じていない?
リクルートキャリアは、2019年に5,467人を対象に「仕事の充実に関する調査」を行いました。
その調査によると、働くうえで88.2%の人が「やりがいが不可欠」と回答。
一方、「この1年間で仕事にやりがいを感じた」と回答した人の割合は44.5%。
実に、6割弱の人が仕事にやりがいを感じられていない結果でした。
いまの仕事の内容や環境では、半数以上の方が、仕事においてやりがいや意味を感じられていないという残念な状況です。しかし、これが現実です。
個人的には、いまやりがいを感じられていない人たちがもしやりがいを感じられる仕事に就ければ、この国の経済は、もっともっと豊かになる可能性があると感じています。
やりがいを感じられない理由とは?
では、なぜ働く人の半数以上の人たちがやりがいを感じられていないのでしょうか。
理由として、以下の内容が挙げられます。
- 一生懸命仕事をしたのに、正当な評価を受けられなかった
- 期待していたような報酬がもらえなかった
- 頑張っているのに、なかなか成果が出ない
- 上司がいちいち口を挟んできて、自分が思ったように仕事をさせてもらえない
これらのことからわかるのは、仕事上で
自己肯定感が満たされなかったり、不公平感を味わったり、期待を裏切られたと感じたりするときに、モチベーションが下がってしまうといえるでしょう。
部下を持つ管理職としては、自分の部下は
今の仕事にやりがいを感じているはずと
考えていても、部下の本心は実際に部下に聞いてみないとわかりません。
ですので、1対1で面談する時間を定期的に設けるなどまずコミュニケーションをとることが社員のやる気を下げないためには大切です。
人の能力は、「与えられた意味」によって大きく変わる
人は「人との出会い」によって、大きく影響を受けます。それは、仕事も同じです。
自分なりに工夫をし、仕事のやる気を高めていく方法もありますが、いまやりがいを感じられていない人には、さきほどご紹介した1対1の面談時間を設けるように、上司や周りの人の力が必要です。
社員とコミュニケーションをとる上で最も大切なことは、仕事に対して「意味を与えること」です。
なぜなら、人の能力とは、「与えられた意味」によって大きく変わるからです。
過去の偉人は、以下の言葉を残しています。
上司から単純に、「この仕事頼むよ」と依頼された部下と、
「会社の未来を変える重要な仕事があるんだ。やりきったら、きっと君の自信になるよ。挑戦してみない?」
と依頼された部下では、「同じ仕事」だとしてもモチベーションが大きく変わってきます。
後者の上司は仕事の「意味」を作り出し、
部下の能力を最大限に引き出そうとしています。
- 自分が成長できる
- 社会の役に立てる など
部下やチームメンバーが「働くやりがい」や「意味」を感じられたとき、義務感ではなく主体的に働くようになります。
- 主体的に働いている人
- 受動的に働いている人
どちらのパフォーマンスが高いのかは
説明するまでもありません。
逆にさきほどご紹介した例のように、なんの「意味」も与えられず、動機づけもされていない人を評価すれば、評価が低くなるのは当たり前です。
力を十分に発揮できていないのですから。
間違っている動機付けの考え方とは?
モチベーションを高めるためには、
リーダーの「視座の高さ」が大切です。
*視座:物事を見る姿勢や立場のこと
同時に、部下やチームメンバーのやる気になるポイントをしっかり理解している必要があります。
つまり「やる気スイッチ」です。
やる気スイッチを間違えると、いくら上司やリーダーが「これは部下にとって意味がある」と考え、仕事を依頼しても、本人は意味を感じられず、ミスマッチが起きてしまいます。
ですので、仕事をする仲間であれば、1対1の面談などを積極的に行いコミュニケーションをする時間をとり、相手の「価値観」を理解することが大切です。
よく年配の方がやってしまう
安易な意味づけとして、
- 昇進するから
- 給料が上がるから
ということがあります。
たしかに、お金が大切なことは否定しないですが20代前半から30代後半のいわゆる「ミレニアル世代」はお金よりも、社会課題や自己充実などの関心が高いです。
世代によっても個人によっても価値観が違うため、しっかりとコミュニケーションをとり相手を理解することが大切です。
まとめ
- チームとしてのパフィーマンスが高まらない
- 部下が全然動かない
もしあなたがそう感じているなら、彼らに適切な「意味づけ」が出来ていない可能性があります。
人間は与えられる意味の豊かさによって、
発揮するエネルギーが変わってきます。
テクノロジーが発展し、よりグローバル化が進んでいる今の時代、企業にとって、「モチベーション」は大きな競争資源です。
今回の記事を参考に、部下を奮い立たせ、
やる気を引き上げられる人になれれば、
あなたはこれからの時代に必要な人になれます。
今回の記事が少しでも参考になったことを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました!よろしければ関連記事もチェックしてみてください。
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