コロナの影響を受けて、
私たちの日常は、大きく変化しています。
それはビジネスも同じです。
テレワークの導入や副業の解禁など
これまでの「常識」はたった1年で急速に変わってきました。
いま、ビジネスマンにとって必要なことは
世の中の変化に応じて、柔軟に、素早く対応していくこと。
そこでいま注目されているのが、「問いを立てる力」です。
自ら問いを立てることができる人材が
これからますます求められます。
「良い問い」は、行き詰まりから
私たちを解放し、可能性を広げてくれます。
今回は記事では、
いまもっともビジネスマンに求められる
「問いを立てる力」についてご紹介していきます。
最初にポイントを述べます。
- 「答え」には、価値がなくなってきた
- 「常識」は変化し、答えを自分で見つけていく時代になった
- 「問い」は、可能性を広げ、人を動かす力がある
では、早速みていきましょう。
「問いを立てる力」がより必要になった理由
まずは、なぜ「問いを立てる力」が
これから最も必要になってくるのか。
その理由をご紹介していきます。
【理由①】今の時代「答え」に、それほど価値がなくなってきた
昭和までの時代は、
人が知らないことを知っていることが、
他者より優位に立つためには重要でした。
しかし、いまはどうでしょう。
インターネットやSNSが発展したお陰で、
私たちは、いつでも情報を検索し、
答えを見つけることができるようになりました。
- 「素敵な暮らしとは?」
- 「お金持ちになる方法とは?」
検索すれば、すぐに知りたかった答えを見つけることができます。
そして、すぐに見つけられる答えは、大体が似た答えです。
勘の鋭いあなたであれば
おわかりかと思いますが、
「似ていること」は、
「差別化」や「個性」に繋がらず、価値がほとんどありません。
そして、すぐに見つけられる答えは
すぐに役に立たなくなります。
いま必要なことは、
- 「どういう風に」答えを探すのか
- 「何を」答えにするのか など
誰もが手に入る「答え」ではなく
好奇心からくる「問いを立てること」です。
【理由②】「常識」が変化している
コロナの影響は、私たちの生活、
働き方や価値観を大きく変えました。
たとえば、ビジネスマンは
毎朝、満員電車に乗ってヘトヘトに
なりながらの通勤が当たり前でしたが、
いまでは、テレワークがかなり浸透してきましたよね。
- マネジメントの正解は?
- 働き方の正解は?
いま、こうした日々の変化を受け、
多くの管理職がアタマを悩ませています。
働き方のテーマだけに限らず
- グローバル化への変化
- ダイバシティへの変化
- 企業の在り方の変化
- 業界・業態の変化 など
変化に柔軟に対応していくためには、
つねに「自分たちにとっての正解は何か」
という問いを持ちながら、問題と向き合い続けていく姿勢が大切です。
「100%正しいこと」はありません。
【理由③】「問い」は可能性を広げ、人を動かす力がある
「良い問い」は、私たちの考え方が変え、
考え方が変われば、行動が変わってきます。
どうしようもない状況から、
抜け出す力をくれるとてもポジティブな力を持っています。
それは仕事の場面でも同じです。
ただ上司から部下へ
「〇〇をやっておいて」と、指示するよりも、
「〇〇についてどう思う?」
と質問した方が、部下は自分なりに考え、行動するようになります。
- どうすれば、うまくいくのか?
- 自分がいますべきことは何なのか?
自分の中で、問いを考えることによって
人は、はじめて動き出すのです。
「問いを立てる力」の磨き方
では、ここからは「問いを立てる力」
の磨き方をご紹介していきます。
【磨き方①】「常識」や「あたり前を」を疑う
いま、昨日まで「正解」だったことが
今日「正解である」である保証がなくなりました。
「問いを立てる力」の磨き方で、
大切なことは、「常識」を疑うことです。
ビジネスマンであれば、
- どうして、働いているのか?
- どうして、いまの仕事がいいのか?
- いまの時代に必要なこととは? など
普段あなたが、
何か違和感を感じているのであれば、
その感情を無視せず、徹底的に深堀をしていきましょう。
そうすることで、
- 無意識にやっていることに気づける
- 世間ではなく、自分の価値軸ができる
変化する社会に対しても、
ビジネスマンとして柔軟に対応できる力が養われてきます。
【磨き方②】「どうすれば」という問いを積極的に使っていこう
「なぜ?」という問いは、
ビジネスの場面でも、よく使用されます。
「TOYOTAの5回なぜ?」の話は有名ですよね。
「なぜ?」は、
物事の本質が理解するための
大切な問いですが、
「なぜ?」に加えて、
「どうすれば?」という
問いを積極的に使ってみてください。
「どうすれば?」という問いは、
新しいアイディアを閃めいたり
次の行動につなげたり、発想を広げ、行動に促す効果があります。
【磨き方③】良質なインプットをしていこう
いくら「良い問いを立てよう!」と考えても
あなたが知らないことから、
いいアウトプットは生まれません。
ラーメンを食べたことがない人から、
おいしいラーメンの作り方は
出てきませんよね。
良い問いを立てるためには、
良質なインプットが必要です。
そのためには、
- 読書をする
- 勉強をする
- 様々な分野の人と話す
- 色んな場所を訪れて、体験する など
様々なことに触れ、体験をしていき、
自分の視野や価値観を広げていくことで
問いが自然と湧いてくるようになります。
ボクもアタマが凝り固まらないように、
「1日ひとつ、新しいことをやる」をモットーに生活しています!
まとめ
今回は以下の内容をご紹介しました。
- 「答え」には、価値がなくなってきた
- 「常識」は変化し、答えを自分で見つけていく時代になった
- 「問い」は、可能性を広げ、人を動かす力がある
これからのビジネスマンには、
できない理由を考える天才ではなく、
できる理由を考える天才が求められます。
そこでもっとも必要な力が、
「問いを立てる力」です。
問いは、さらなる問いを生み、
人をクリエイティブでワクワクした気持ちにしてくれます。
あなたの問いを立てる力を磨き、
自らがより良い世の中を作っていく力を
つけていってください。
今回の記事が、少しでも参考になったことを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
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