こんにちは、てるきちです。
上司やお客さんから仕事の依頼にすべて
「はい、やります!」と引き受けたところ、
- 仕事がパンクしてしまったり
- 優先順位がわからなくなったり
こんな経験ってありませんか。
とはいえ、ストレートに断り続けると
逆にやる気がない人間だ思われてしまった
り、相手が不信感に持たれてしまったりと、あなたの評価を下げてしまう可能性もあります。
そこで大切なのは、相手を傷つけず、
自分の伝えたいことを伝える力「アサーション」です。
※アサーションについては後ほどご紹介しますね
今回は、普段ボクも実践している
アサーション力を高める方法をご紹介していきます。
人生の土台は、他者とのコミュニケーション
の上で成り立っているので、この力が身につけば、自分のやりたいことに集中でき、人生の質が高まります。
この記事がオススメの人は、
- 人からお願いされると断れない人
- 仕事がパンパンになって優先順位がつけられない人
- 人生を主体的に生きたい人
では、早速みていきましょう。
忙しすぎるビジネスパーソン
下記の記事でもご紹介させていただきました
が、日本のビジネスパーソンは、圧倒的に業務量が多いです。
自分の能力を上回る仕事量を
こなしていると、心身に負荷がかかります。
その結果、忙しさによる疲れの影響でミスが
増え、アタマも冷静な判断ができなくなり、
最悪の場合は、仕事ができない人間だと思わ
れ、絶好チャンスを逃すことにつながってしまいます。
※実際、そういう人ってまわりにいますよね。
一方、必要な状況できちんと断れる人ほど、メリットが大きいです。
たとえば、
- 仕事は適量になる
- 心に余裕が生まれる。何事にも「間」が大切ですよね
- 余裕があるので、ミスをする可能性が減る
- ストレスが減り、精神衛生上いい
あなたはどちらの人になりたいですか?
当然、「後者」ですよね。
そのためには相手の依頼をすべて「YES」で
答えるのではなく、自分の主張もしっかりとする必要があります。
求められる力「アサーション」とは?
アサーションとは、
「自分の権利も相手の権利も大切にしなが
ら、互いを尊重し合うやり取りを目指すこと」です。
ビジネスにおいては、
一方的に意見を押し通されることなく、
相手のことを理解しながら、自分のことも理解してもらおうとすることです。
コミュニ―ションの基本ではありますが、
なかなか出来ていないのが本音じゃないでしょうか。
3つの表現タイプを理解しよう
では、どうやってアサーションの力を磨いていけばいいのでしょうか?
アサーショントレーニングを行う前に
3つの自己表現のタイプを知ることが大切です。
重要なのは、自分自身が相手や状況によって
どのような自己表現を取っているかを振り返り、理解することです。
あなたやあなたの周りの人はどのパターンでしょうか。それぞれみていきましょう!
【その①】アグレッシブ(攻撃的)タイプ
他人に配慮なく自分の意見を強く
主張する自己表現スタイルなどを指します。
一方的に自分の言い分を押し通すことが多い
のが特徴で、相手より優位に立とうとする傾向があります。※ボクの周りにも結構いて困ってます
【その②】ノンアサーティブ(非主張的)タイプ
自己主張が控えめもしくは苦手で、
相手に合わせようとする意識が強い自己表現
タイプです。自分に自信がなく、
主張があいまいになる傾向があります。
このタイプは自分の言いたいことが言えず、
自分の中でストレスがドンドン溜まっていってしまいます。
【その③】アサーティブタイプ
自分の気持ちや考えを大切にする一方で、
相手への配慮も忘れない自己表現のタイプです。
人を傷付けたり自分の考えを強引に押し付け
たりせず、相手の立場やその場の状況に応じて適した表現方法を選ぶことができます。
アサーティブタイプの人は、
相手からも信頼されやすく、
自分の主張もできるので、最も理想的なコミュニケーションタイプだと言えます。
アサーションを高める方法とは?
3つの表現方法をご紹介しましたが、
理想は「アサーティブ」タイプになることです。
では、次からはアサーション力を高めるための4つの方法をご紹介していきます!
【方法①】アサーティブな自己表現のポイントを押さえる
アサーティブタイプを目指すためには、
下記の5つの視点を意識することが重要です。
5つの視点を表にまとめてみました。
日頃の自分自身のコミュニケーションを思い浮かべながら、できているかチェックしてみてください。
もしできていないところがあれば、
意識して普段の生活に取り入れていきましょう。
ボクも昔は自分の考えを整理せず
相手に相談をしてしまい、相手を困られてしまいました。
いまでは、伝えたいことや目的をはっきりさ
せてから自分の意見を主張する習慣がだいぶついてきたと思ってます!
※ありがたいことに職場ではコミュニケーターとして評価されています
【方法②】主語を「あなた」ではなく「私」にして伝える
相手に何かを伝えたいときには、
伝える「相手」ではなく、「私」を主語にして伝えると上手くいくことが多いです。
たとえば、
- どうして、このタスクが進んでいないの?
- 自分はこの仕事が進んでいなくて、残念だよ
この2つの表現だと「後者」の伝え方の方が、
相手の心に響き、素直に聞いてくれる可能性が高いです。※前者は高圧的ですよね
【方法③】ただ断るのではなく、建設的な表現を心がける
こちらの記事でも紹介しましたが、
単純に依頼を断るだけでは、
あなたの評価をさげてしまう可能性があります。
ですので、期限を延ばしたり
優先順位を聞いたり、前向きな言葉で伝える
ことによって建設的な話し合いができるようになりますよ。
具体的な方法は、こちらの記事で紹介していますのでぜひチェックしてみてくだい。
【方法④】「DESC法」に当てはめて伝える
DESC法とは、相手に伝えたいことを
以下の4つに整理するフレームワークです。
※こちらも表にしました
相手に説明する・伝える時に
非常に役立つフレームワークです。
最初は少し難しいかもしれませんが、
何度かこの順番で話していくうちに、慣れてきます。
ボクもこのDESC法は、よくビジネスシーンで使っています。
この方法のメリットは、
伝える相手の思考のクセ(どんな所を気にするか等)
事前に分かっていれば、
質問されたとき相手が納得してもらえるように伝えることができます。
まとめ
いくら会社員だからといって、
上司やお客さんの意見を絶対聞く必要はありません。
むしろ、できないないことを引き受け
あなたの信頼を下げることの方がよっぽど問題だとボクは考えます。
そのためにも、今回ご紹介したアサーション
はあなたも相手にとっても、双方において
メリットが生まれるコミュニケーション方法となっています。
同じ内容でも、伝え方一つで、相手のとらえ方は大きく異なります。
ぜひ、アサーティブな力を身につけ、
あなたがより自分のしたいことに集中でき、
まわりからも応援してもらえるような、日々を過ごせるようになることを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
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