こんにちは、てるきちです。
人生うまくいっていますか?
この記事を読まれているあなたは、
想像していた人生とは違った人生を歩んでおり、
「なんで、こんなことばっかりなんだろう…」
そう、アタマを抱えているかもしれません。
でも、そんな人生を歩んでいる原因が
全てあなたの選択だったら、どうでしょうか。
今回ご紹介するアドラー心理学は、
「幸せになる心理学」といわれています。
自分が主体的に、
人生を選択していくことによって
人生はもっとシンプルになり、
充実した人生を送れるようになります。
アドラー心理学を学び、
あなたの人生を幸せなものにしていきましょう。
最初にポイントを述べます。
- アドラー心理学では、すべての人の行動には、目的があると主張する
- 自分の人生は、自分で選択しているという認識が大切
- 他人の感情ではなく、自分の感情の対応に集中しよう
- 行動するためには、後悔を恐れない
では、早速みていきましょう。
アドラー心理学とは?
アドラー心理学とは、
アルフレッド・アドラーが提唱した心理学で
「幸せになる心理学」と呼ばれています。
- 常に劣等感を抱いて生きている
- 周りの人の目を意識してばかりいる
このような対人関係に悩む人に対して、
アドラーは明確な解決手段を提示しています。
こういった対人関係に悩む原因は
どうしてでしょうか?
それは、人は誰しも
「承認欲求」があるからです。
- あの人に認められたい
- あの人の期待に応えたい
アドラーは、この承認欲求を「否定」し、
こういった考えは、人生を不幸せなものにすると断言しています。
もう一点アドラーが否定しているのが、
「原因論」です。
たとえば、
- 親にお願いされたから、この学校に行った
- 先輩が良いって言ったから、この会社にした
「〇〇だから」という過去の原因によって
私たちは今の行動に繋がっていると考えがちです。
ですが、アドラーいわく
あなたの行動を決めるのは、
過去の「原因」ではなく、「目的」である
と主張しています。
上の例であれば、あなた自身が
「自分で責任を負いたくない」
という目的を自ら選んだことによって
行動が決まっているのです。
あなたが幸せになるためには、
「自分の人生は、自分で選択している」と
まず認識することが大切です。
そうすることで、
複雑になったしまった人生を
シンプルに考えていくことができます。
すべての行動には「目的」がある
アドラーは、すべての行動には
「目的がある」と主張しています。
たとえば、仕事で上司から叱られたとき
上司は何かミスしたから叱るのではなく、
あなたに「成長してほしい」と思って叱ります。
※もちろん、叱る目的も人によります
叱っている最中に、電話がかかってきて
いままで叱っていた上司が、ご機嫌な声で
電話にでるシーンに出くわしたことはありませんか。
部下からすると、
開いた口がふさがらないですよね。
これは、電話先の人に
「好感を持たれたい」
という目的意識からくる行動です。
このように、人の行動というのは
「目的」の連続から成り立っていると
主張するのがアドラー心理学です。
あなたに置き換えて考えてみましょう。
- あなたが、今の仕事をしているのはどうしてですか
- あなたが、その服装を着ているのはどうしてですか
- あなたが、いまボクの記事を読んでくださっているのはどうしてですか
意識・無意識に関わらず
あなたの行動にも、
きっと何か目的があるはずです。
不安や恐怖は、あなたが作り出している
- 失敗したら、どうしよう…
- 怖いなぁ…
こういった不安や恐怖の感情は、
すべて自分でつくり出している感情です。
恥ずかしい話ですが、
ボクの昔、自分の働きぶりを
「上司から認めてほしい」という
目的で仕事をしている時期がありました。
しかし、いくら一生懸命頑張っても
上司からの評価は変わらず、
ストレスがたまるばかり。
働いていて、
全然楽しくありませんでした。
負のスパイラルです。
その経験から、
「人の感情は変えられないんだ」
と、心底実感したのです。
同時に、まわりの環境がどうであれ、
自分の感情のとらえ方に集中しようと
思うように、考え方が変わりました。
まさに、アドラーが主張しているように
「承認欲求」は人生を不幸にします。
そして、できること・できないことを
見極めることを「肯定的なあきらめ」
と、アドラーは表現しています。
自分がコントロールできるのは、
自分のことのみです。
自分なりに仕事の目的や目標を
設定し、日々コツコツ頑張っていく。
人からどう思われようとも、
自分にとって「価値がある」と
思えることをすることは、
非常にやりがいを感じられ、楽しいですよね。
行動するためには、後悔を恐れない
「いつかやろう」あなたがもし
そう考えてしまっているのであれば、
それは「いまは決断したくない」という気持ちのの裏返しです。
決断には勇気がいりますし、
後悔することもあると思います。
しかし「後悔しない人生はない」
というのがボクの考えです。
決断するにしろ、しないにしろ
「あのとき、こうしておけば…」
少なからず、後悔は生まれます。
そうであるならば、決断を延ばして
人から言われたことをやる人生よりも
「自分がやりたい」という目的感を持ち、
行動をしていく方が、幸せではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
以下の内容をご紹介しました。
- アドラー心理学はすべての人の行動には、目的があると主張する
- 自分の人生は、自分で選択しているという認識が大切
- 他人の感情ではなく、自分の感情の対応に集中しよう
- 行動するためには、後悔を恐れない
現状に満足できていないのであれば
それは、原因を他人や環境のせいにし、
自分で現状を変える選択肢を選んでいない可能があります。
これはあなたの人生です。
だったら少しでも、
幸せに過ごしていきたいですよね。
自分の行動目的を見直し、
自分にできることに集中していきましょう。
そうすれば、
あなたの人生はもっとシンプルになり
より充実した生活を過ごせるようになります。
今回の記事が、少しでも参考になったことを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
よろしければ関連記事も
チェックしてみてください。