こんにちは、てるきちです。
2020年は、働き方が大きく変化しました。
「テレワーク」が推進され、
移動時間が減り、
オンライン会議が導入されるなど
働き方は、より効率化されましたね。
ただ、一方でテレワークにより、
非対面全体のコミュニケーションが
中心となったことにより
「チームとしてのパフォーマンスは下がった」という声も、よく耳にします。
私たちは、
チーム内の「強み」を活かしながら、
協力することで「個人では達成できない目標を達成できます」。
これが、チームビルディングの在り方です。
今回の記事では、
ボクのテレワーク生活の体験を踏まえて、
「テレワークでもうまくいくチームビルディング」の方法をご紹介していきます。
最初にポイントを述べます。
- 「ICTツール」を活用した自己開示をしていく
- 非対面でも、相手を尊重したマネジメントをする
- 共通の目標・ゴールを明確にする
- 上司と部下のコミュニケーション密度を高める
- 共有し合い、称えあう機会をつくる
では、早速みていきましょう。
チームビルディングにおけるテレワークの課題
冒頭にお伝えしたとおり、
テレワークには、「メリット・デメリット」があります。
ボクのまわりでよく聞く話は、
テレワークになってから
「個人」のパフォーマンスは高まったが、
「チーム」のパフォーマンスは低下した、という意見です。
たしかにテレワークは、
これまで以上に集中できる環境なので、
やることが明確なタスクなどの業務は
生産性が高まりました。
一方で、出社していたころと比べると、
相手の状況が分かりづらく、
自分が行ったタスクが、
どうチームのメンバーに影響しているのか
把握しにくくなり、
「チーム感」が薄まりました。
では、どういったチームビルディングが
求められているのでしょうか。
うまくいくためのチームビルディング
【ポイント①】「ICTツール」を活用した自己開示
非対面でのコミュニケーションスタイル
となったので、これまで以上に、
「自分の業務内容の可視化」が大切です。
そのためには、
「ICTツール」を活用しましょう。
Zoom、Slack、Microsoft Teams
などのICTツールはテレワークの環境での
コミュニケーションを円滑にしてくれます。
(ボクは、Microsoft Teamsを主に使っています)
以下は、活用方法の例です。
- 仕事開始時と終了時に、チェット内でメンバーに挨拶する
- 自分とチームメンバースケジュールを可視化し、共有
- 「雑談用」のチャネルをつくり、ニュースやプライベートなどの話題を投稿
あえて、「業務とは直接関係ない」
コミュニケーションをしていくことで、
チームのメンバーとの関わり合いをふかめられるようしています。
またテキストについても、メールではなく、
「チャット」で連絡を取り合うときは、
顔文字や絵文字などを使用し、感情をこめるような工夫もしています^^
【ポイント②】相手を尊重したマネジメント
テレワークが浸透しはじめたとき、
上司が「部下が仕事をしているのかが不安で
より多くの進捗報告を求めるようになった」といわれたニュースがありました。
これでは、部下も仕事に集中できなくなり、
本末転倒です。
ボクは、テレワークの場合は
出社時のときと比べて
「パフォーマンスは70点くらい」
でもいいかと考えています。
なぜなら、在宅環境で働くとなると、
人によって働ける環境が様々だからです。
小さなお子さんがいる家庭もいれば、
介護をされている家庭もあるでしょうし、
家にいる限り、仕事とプライベートの境目が
わかりづらくなります。
ですので、テレワークでは、
マネジメントする人やタスクを振る人は、
それを頭にいれながら、相手を尊重することが大切です。
テレワークであってもなくても、
期限内に、しっかりとしたアウトプットが
だせれば問題ないはずです。
プロセスより、
「ベストなアウトプット」が出せるよう、
寄り添いながらコミュニケーションしていきましょう。
【ポイント③】共通の目標・ゴールを明確にする
個々のタスクがmどうチームの成果に
貢献するかを理解し、仕事をするために
「共通の目標・ゴールを明確にする」ことは大事です。
半年や3ヵ月ごとに共通の目標を設定し、
チームメンバー内で話し合いの場を
設けるようにしていきましょう。
それぞれが「自分ゴト化」するために、
可能であれば、
メンバー全員を打ち合わせに参加させて、
ひとりずつ考えや想いを話してもらうのが効果的です。
【ポイント④】上司と部下のコミュニケーションの密度を高める
それぞれが離れて仕事をしている分、
「ひとりひとりの活動」が重要です。
テレワーク環境下では、
あいまいな目標設定や
自分がやる気になるような仕事ではないと、
仕事の進め方が分からず、
生産性が低下してしまいます。
そのためには、上司と部下の
コミュニケーションの密度が大切です。
部下は、自分の「やりたいこと」や「強み」
を積極的に発信していき、
上司は、部下の考えを聞くの機会を増やし、
部下の意見を尊重する姿勢が大事です。
「自分ゴト化」した仕事は、
何事も主体的に考えられ、
パフォーマンスにおいても
環境の変化を受けにくいです。
ボクはテレワークになってから、
週1回は30分ほど上司と
「1on1(ワンオンワン)ミーティング」をしています。
いまのタスクの進捗状況の報告や
今後やっていきたいことなどをそこで話しています。
「1on1(ワンオンワン)ミーティング」は
自分のやりたいことや強みが明確になり、
また上司との信頼関係も深まるので、
おススメな取り組みです。
【ポイント⑤】共有し合い、称えあう機会をつくる
メンバー内とのパイプをより深くするため、
「業務への貢献」や「成果」などを称えあう機会をもつことが大切です。
出社時であれば、
「ありがとう、助かった!」
と言えたことが、テレワークになると、
なかなか言えなかったりしませんか。
「感謝」を述べたり、
「称え合う」ことの積み重ねが、
「そのチームに一員でよかった」との
帰属意識の高さに直結します。同時に
モチベーションアップにも繋がります。
メンバーが集う会議や月に1回でもいいので
称えあう機会をもつことはおススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は以下の内容をご紹介しました。
- 「ICTツール」を活用した自己開示
- 非対面でも、相手を尊重したマネジメント
- 共通の目標・ゴールを明確にする
- 上司と部下のコミュニケーション密度を高める
- 共有し合い、称えあう機会をつくる
これからの時代は、
「時間や場所にとらわれない働き方」や
「個人の力」が大切になっていく、
といわれています。
ボクもそれには完全に同意なのですが、
「個人だけでは達成できないコトもある」と自覚しています。
社内のメンバーにしろ、
社外のメンバーにしろ、
これからは個々の力を伸ばし、
強みを生かしながら
共通の目的に向け、チームをマネジメントしていくことは変わりません。
けして正解はないかと思いますが、
今回の記事が少しでも参考になることを願っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^