こんにちは、てるきちです。
2020年は「働き方」が
大きく変わりました。
コロナの大流行や緊急事態宣言により、
東京を中心とした企業などでは
「テレワーク」の推進が加速しました。
とはいえ、総務省などの調査によると、
テレワークの普及率は全体の20%程度です。
外部リンク>>
想像していたよりも、少ない数字ですね。
一方、アメリカの普及率は85%。
アメリカの「Twitter」や「Facebook」などの企業は
永久にテレワークすることを承諾したニュースでも大きな話題となりました。
外部リンク>>
ボクも昨年から
テレワークを中心に働いておりますが、
テレワークの働き方には、
「メリットとデメリット」を感じています。
仕事において大切なことは
「最高のパフォーマンスを出す」です。
今回の記事では、実体験を通じて感じた
「テレワークのメリット・デメリット」をご紹介していきます。
それぞれを理解することによって、
仕事の業務内容やシーンに応じて、
「リアル」と「テレワーク」を使い分ける
ヒントになることが今回の記事の目的です。
では、早速みていきましょう。
テレワーク生活で感じたメリット・デメリット
最初に、テレワーク生活で感じた
「メリット・デメリット」を
各シーン(①移動 ②会議 ③コミュニケーション)に分け、表にまとめてみました。
それでは、各項目をみていきましょう。
1. 移動時間について
【メリット①】 自由に使える自分の時間が増えた
テレワークを行うことによって、
毎日の通勤から解放されました。
ボクは会社まで
ドアtoドアで約1時間かかっていたので、
1日約2時間は通勤の時間でした。
週5日間、会社に行くとなると10時間。
ボクはこの生まれた2時間で
ブログを書いたり、読書をしたり、
会社に捧げていた時間を「自分磨きの時間」として活用しています。
【メリット②】 ストレスフルな満員電車からの解放
毎日のストレスフルな満員電車から
解放されたことのメリットは大きいです。
足裏の全面を床につけられないくらい混んでましたから(笑)
クタクタになって出社することがなくなり、
朝から仕事業務の生産性が高まりました。
【デメリット①】 気持ちのON/OFFの切り替えが難しい
テレワークをはじめた当初は、
「なんて素敵な働き方なんだ」
と喜んでいたのですが、次第に
どこからが仕事でどこからがプライベートかの境目がわからなくなってきました。
テレワーク生活が定着して、移動時間は
「自分の気持ちを切り替えていた時間だった」
ということに気が付きました。
いまは、業務開始時と終了時に
チーム内に一報連絡するようにし、
ON/OFFの切り替えをしています。
【デメリット②】 インスピレーション(刺激)の低下
「人は移動した分に比例して、クリエイティビティが増す」
これは、僕が好きな言葉です。
テレワークで、家に缶詰め状態になると
外界との接点が減り、視野が狭くなってしまった気がします。
通勤や移動時間というのは、
街や人のさまざまな光景を無意識のうちに捉えています。
たとえば、
街のきらびやかなイルミネーションをみて
「もうすぐクリスマスか」
と、感じることってありますよね。
ずっと家にこもりきりになると、
同じニュースや番組、仕事仲間や友人と接することになるので、
セレンディピティ(偶然の出会い)が減ってしまったのが残念です。
2. 会議について
【メリット①】 オンラインを活用し、会議の効率が上がった
これまでは
「わざわざ会議を開く必要があったのか」
と疑問に感じる会議もありましたが、
テレワークによりオンライン会議により、
「会議の議題」により集中できるようになりました。
また、役職や先輩の方などの意見を
忖度するような空気感がありましたが、
「誰が」発言するかではなく、
「何を」発言するかがより重要となってきました。
【デメリット①】 意見がスケールアップしない
リアルのときには、一人の発言をきっかり
複数人が自分たちの意見を自発的に述べやすかったです。
オンライン会議の場合では、
「わざわざ言う必要がない」
という考えに拍車がかかり、
活発的意見がなかなかでません。
そして、リアルとは違い、
会議の間の取り方が難しいです。
そのため、話したいタイミングで話せず、
そのうち議題が進み、
伝えられないといったこともあります。
【デメリット②】 相手の真意・表情がわかりづらい
毎回のオンライン会議で、顔出しできればよかったのですが
ボクの場合は、社内の打ち合わせなどは
顔出しはしない打ち合わせも多いです。
リアルの時は相手の表情や反応に合わせた話し方をしていたのですが、
オンラインだとそれが分からず、
本当に納得しているのかどうか、
相手の真意がわかりづらくなりました。
3. コミュニケーションについて
【メリット①】 進捗状況を共有しやすくなった
テレワークの働き方と同時に、
「スケジュール管理の見える化」が徹底され
チームメンバーの仕事の状況が把握しやすくなりました。
「スケジュールが見る化」することによって
業務で困ったときなどに、
相手の空いている時間に合わせて、
効率よく相談ができるようになりました。
【メリット②】 自分の作業に、集中できる環境になった
会社で作業していると、
どこからともなく声がかかるため
あまり集中する時間が取れませんでしたが
テレワークは、作業に集中できるようになりました。
ボクの場合、集中したい時は
メールなどの確認時間を予め決めておき、
予定をブロックして、作業に集中します。
深く考える時間も必要だからです。
【デメリット①】 タスク以外のコミュニケーションが希薄になった
リアルであれば、
会議の前後に雑談がありましたが、
テレワークになってからは、
雑談時間がなくなってしまいました。
いつも、進行中のタスクの話のみです。
最近は、雑談時間の大切さを痛感してます。
雑談から、
「そういえば〇〇の件、話しておくね」
など、仕事を円滑に進めるうえでの
コミュニケーションが生まれ、
人間関係の信頼が深まることもあります。
ランチや仕事の合間に話す
「プライベートな雑談時間」は
相手を理解するうえで、大切な時間です。
ですが、テレワークとなってからは、
意識しないとその時間が生まれません。
僕が考える「リアル」と「テレワーク」の使い分け
テレワークには
「メリット・デメリット」があることを
ここまで紹介してきました。
(表は冒頭のものと同じです)
ここからはボクが考える
「リアルとテレワークの使い分け」
についてご紹介していきます。
「テレワーク」に向いてるタスク・シーン
- 何をすべきか明確になっている個人タスクの作業
- 進捗報告などの共有会議
- 出張しなければ会えなかった人との会議
「リアル」に向いてるタスク・シーン
- 要件定義やブレストの段階にある検討会議
- 現物をみなければ判断できない会議
- 初対面の方との人間関係を強化したいとき
まとめ
「テレワークのメリット・デメリット」
そして「リアルとテレワークのバランス」について紹介してきました。
こちらで紹介したのは、一例です。
働き方には正解がないので、
それぞれの業務内容や関わる人に合わせて
柔軟に対応していくことが大切です。
コロナショックのおかげで、
私たちは、これまでの働き方を見直すチャンスができました。
テレワークは、仕事の本質に向き合うことができます。
プラスに捉えながら、
仕事でも、プライベートでも充実した時間を
過ごせるよう、今回の記事が少しでも参考になれれば幸いです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました^^