こんにちは、てるきちです。
「やりたいこと」や「目標」を見つけても、
なかなか行動できなかったり、
目標に近づけない経験ってありませんか。
ましてや、いまは「激動の時代」。
生活様式や働き方、私たちの価値感が
大きくかわってきており、
計画どおりにいかないことも多々あります。
今回の記事では、
そんな時代を生きていくための
必要な手段として、「PDCAサイクル」についてご紹介していきます。
すばやく「PDCAサイクル」をまわしていくことにより、
変化に迅速に対応しながら、
自分を磨いていくことができます。
では、早速みていきましょう。
PDCAサイクルとは
「PDCAサイクル」とは、
Plan(計画)→Do(実行)→
Check(評価)→Action(改善)→
を繰り返すことによって、
生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していく手法です。
各工程の頭文字をとって、
PDCAサイクルといわれています。
PDCAサイクルにとって大切なこと
【その①】サイクルは何度もまわす
PDCAサイクルは、
継続的に改善していく手法のため、
1回だけではなく、目的を達成するまで
何度もサイクルを回します。
【その②】Plan(計画)に時間をかけ過ぎない
前段でお話したとおり、
いまの時代は、計画はあてになりません。
「今日」の正解が「明日」には正解ではなくなることもあります。
ですので、Plan(計画)は方向性など
最低限にとどめ、これからの時代は、
P<「DCA」に重きをおくことが大切です。
【その③】PDだけで終わらせない
Plan(計画)→Do(実行)はやるのに、
Check(評価)→Action(改善)
をやらない人をたまにみかけます。
PDCAサイクルのいいところは、
実行したことに対して、評価を行い、
ノウハウを蓄積していくことです。
そのためには、
Check(評価)→Action(改善)
が欠かせません。
では、具体的にPDCAサイクルのやり方をみていきましょう。
PDCAサイクルの手順
イメージしやすいように【具体例】を使い、
紹介していきます。
【設定】※あくまでフィクションです
緊急事態宣言でテレワークが続き、
体重が10キロ増えたAさん(男性)。
妻の一言から、ダイエットを決意。
手順①:Plan(計画)
目標を設定します。
実行計画を立てる際のポイントは、
「具体性」と「数値化」です。
計画の立て方は、
こちらの記事でわかりやすく紹介しています。
ぜひチェックしてください。>>
Aさんの場合、半年間で
10キロ痩せることを目標にしました。
そのためのアクションとして、
以下を実施することにしました。
①食事では、1日1600カロリー摂取
②運動では、1日30分の運動を週3回
手順②:Do(実行)
Plan(計画)で立てた計画をやってみます。
いきなり計画したことを
完璧にこなそうとすると続かないので、
最初は、少しずつ試してみてください。
実行してみて、その方法が効果があったかどうか記録しておきましょう。
次のCheck(評価)のときに使います。
Aさんの場合、
まずは食事だけやってみることにしました。
1日1600カロリー摂取を
1週間ためしてみました。
手順③:Check(評価)
実行した内容の評価を行います。
評価は、たとえば以下の内容です。
- 設定した目標に結果がどのくらい到達したのか
- 計画案通りに実行できたか
- 実行してよかった点、悪かった点
Aさんの場合、
自分なりのCheck(評価)をしました。
食事については計画通りにできましたが
運動はできませんでした。
【よかった点】
カロリーを気にすることによって、
ヘルシーな食事ができました。
体重が開始時と比べ、500g減りました。
【悪かった点】
1日1600カロリーの食事をとる生活を
1週間続けましたが、アタマがボーっとしてしまいました。
手順④:Action(改善)
Check(評価)の内容を踏まえながら、
今後どのような対策や改善を行っていくかを考えます。
よかった部分の強化方法、
悪かった部分の改善を
具体的に考えていきます。
Aさんの場合は、
1日1600カロリーの食事だと、
アタマがボーとする症状がでてきたので、
ダイエットになれるまでの最初の2ヵ月間は
1日1800カロリーの食事に見直しました。
運動についても、
仕事おわりに30分間やるつもりでしたが、
疲れてできないので、日中の隙間時間を
有効に使うプランに変更しました。
そして、1週間の経験から
半年で10キロ減は厳しいと判断し、
9ヵ月で10キロ減に変更しました。
このように、
Plan(計画)→Do(実行)→
Check(評価)→Action(改善)→の
サイクルをまわすことにより、
目標を達成するために
自分なりの最適なやり方を見つけていくことができます。
PDCAサイクルのメリット
【メリット①】失敗からでも成功からでも経験から学べる
しっかりとCheck(評価)→Action(改善)をまわすことによって
経験から次に応用できるノウハウを身につけることができます。
それは人生を豊かにするために、必要な力になります。
【メリット②】 主体性が高まる
PDCAサイクルをまわせばまわすほど、
「自分ゴト化」が深まり、
取り組んでいる対象に対しての主体性が高まります。
逆に「自分ゴト化」できていないと、PDCAサイクルは続きません。
PDCAサイクルのデメリット
【デメリット①】 PDCAサイクルが目的化
PDCAは、あくまで自分のやりたいことを
実現するための1つの「手段」です。
ですが、続けていくうちに
PDCAをまわすことが目的となってしまうと
本来やりたかったことを
見失ってしまう可能性があります。
【デメリット②】 過去の経験にとらわれてしまう
過去の経験から、
次に活かせる応用力を学べる反面、
どうしても過去の成功経験などにとらわれ、
新しいアイディアや発想が出づらくなってしまいます。
やり方に「唯一の正解はない」ので、
PDCAをまわしながら、
常にもっと効果的な方法はないか、模索することが大切です。
まとめ
世の中の変化に柔軟に対応しながら、
自分のやりたいことを実現させるためには、
すばやく「PDCAサイクル」をまわしていくことが大切です。
そのためには、
とくに「DCAのサイクル」をいかにはやく回せるかが肝心です。
行動を起こさなければ、何も進みません。
生物学者であるダーウィンは
「唯一生き残ることができるのは、変化できる者である」と述べています。
ひとつの型に、はまらず、
変化を楽しみながら、
自己実現をしていきましょう。
今回の記事が少しでも参考になることを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
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