こんにちは、てるきちです。
ブログを運営していると、
- もっとPV数をあげたい
- もっと収益をあげたい
- より多くの読者に読んでもらいたい
こういった悩みは尽きませんよね。
そんなあなたに今回ご紹介する書籍は、
こちら!『沈黙のWebマーケティング』
ブロガー界隈では、読んだことはないけど、
「知ってる!見たことある!」という方も多い名著です。
今回はブロガーであるボクが
『沈黙のWebマーケティング』を読んでみて、心に響いたところ、参考になった名言を選出しご紹介していきます。
この記事がオススメの人は、
- ブログを開設しようか検討中の人
- ブログを運営しているが、なかなか成果が出ない人
- WebマーケティングやSEOについて興味・関心がある人
では、早速みていきましょう!
『沈黙のWebマーケティング』の構成について
本書は、Web集客に悩みを抱えている人向けに、全9章に分けて紹介されています。
以下、本書の中で取り扱われている主なテーマです。
- SEOについて
- Webデザインについて
- Webライティングについて
- コンテンツマーケティングについて
- ソーシャルメディア運用について
- レンタルサーバーについて
ブロガーにとって必要な情報が網羅的に紹介されていますね。
サイトを運営を始める前に知っておくべきことが、マンガ風(各章のラスト数ページは詳しい解説付)で書かれているのが特徴的です。
そのお陰で、「堅苦しい本は苦手!」という人でもスラスラと読めつつも、マンガということもあって、ストーリーが記憶に残りやすい内容になっています。
ボクもブログを開設して半年経った段階で初めて読みましたが、半分程度の内容はは初耳でした!
では、次からはボクが心に響いた名言をご紹介していきます♪
※マンガの物語の概要は、ここでは割愛させていただきます
サイト設計に一番大切なこととは?
【名言①】お客様の気持ちがわからない人には、お客様が求めているサイトをつくれないの。…いえ、作れないというより、分からないのよ。お客様が本当に求めている情報が何か?ということに。-ヴェロニカ‐
アフィリエイトにしろ、ECのサイトにしろ、
サイト運営者が、まず理解しなければいかないことは何か。
それは、「読者が本当に求めている情報とは何か?を理解すること」です。
それを正しく理解できていないと、
読者は気持ちを無視した、「自己満の記事」が量産してしまうことを、本書では指摘しています。
実に耳が痛い話ですが、たしかにボクの周りでも
- 毎日更新することが、いつの間にか目的になる
- 自分が書きたい記事をひたすら量産する
- コンテンツ(中身)より、デザインにこだわり過ぎる
そういったことを続けて結果ついてこず、数か月後にはブログをやめてしまう人たちを結構横目に見てきました。
基本的なことですが、読者とって重要なことは、コンテンツ(中身)であるということを忘れてはいけません。
ただそうは言うものの、読者が求めている情報を、どうやって見つければいいんでしょうか?
読者視点の感性を磨くためには?
そこで、本書で紹介されているのが
もしあなたのサイトがアフィリエイトなら、
まずは、あなた自身が購入者として、
同じジャンルのアフィリエイトサイトから商品を購入してみるやり方です。
大切なポイントは、他者(社)のサイトと自分のサイトを比較することによって、
- 自分はなぜそのサイトから購入したのか
- あるいは、なぜそのサイトから購入しなかったのか
- 自分のサイトと比較して、何が足りていないのか
などを客観的に分析でき、ユーザー視点でサイトを見る目が養われていくのです。
そうすることによって、購入者の心理的要因(どこが不安で商品を買わなかったのか等)の理解を深められます。
何事もアタマの中だけじゃなくて、試してみないとわかりませんもんね。
よくブログ初心者は、結果を出しているブログから学ぶべきということを耳にしますが、同じ話ですね。
Webデザインの本質とは?
自分のサイトのテーマを誰よりも詳しくなろう
【名言②】その商品やブランドの魅力は“言語化”しなければならない。Webデザインの本質は、「言葉」だからな。-ボーン・片桐-
「Webデザインの本質は、言語」という言葉は、個人的にとても心に響きました。
「言語化」については、以前センスをに見つけ方について書いた記事でも紹介したのですが、感覚的に「なんとなくいいな、嫌だな」と感じることを、自分の言葉で、「どこがいいのか、なぜ嫌なのか」言語化できる人ほどセンスがいい人である、という話に通じると感じました。
言語化できるということは、そのことに関して詳しくないと、別の言い方をすると知識がないとできません。
反対にある程度勉強すれば、そのテーマに関しては言語化できるようになります。
ブログにしてもアフィリエイトにしても、知識がない読者が訪れて、何かを学んだり、あるいは購入したりするので、情報を発信するサイト運営者側は、しっかりと自分が発信するテーマをについて勉強をし、言語化して、相手が分かりやすいように伝えていくことが大切です。
画面の向こう側に、あなたの読者がいることを忘れずに
【名言③】大事なのは“上手さ”じゃなの。相手の心に響く言葉を使えるかどうかなの。まずは“素直な言葉”で“素直な文章”を書くことを意識するといいわね。画面にいる前に一人のお客様に対して、手紙を送るような感覚で文章を書き、お客様の心を動かし、購入へつなげる。-ヴェロニカ‐
続いて、Webデザインにおいて重要なことは、「誰」が「どんな環境」であなたのサイトを閲覧するかを考えることだと紹介されています。
たとえば、シニア層がターゲットなら、オシャレなデザインよりも、文字は大きくシンプルなデザインの方が好まれます。
自分のターゲットに対し、コンテンツ(記事)をいかに見やすく・わかりやすく届けるかを考え、サイトデザインをしていくことが大切です。
読者をイメージしながら手紙をを書くように、相手を思いやって、素直な言葉で文章を書けるかが重要だと、名言では述べれられています。
人は目の前に見えないけれど、結局Webサイトも「人対人」のコミュニケーションであることは変わりないということを忘れてはいけませんね。
また、断片的な情報ではなく、手紙風に記事を書くことによって、単純な文章ではなく、ストーリーが生まれます。
それは読者の記憶に残りやすく、そしてその記憶は相手の心を動かすきっかけになるそうです。
だから、この本も読者の記憶に残りやすいように、漫画風に書かれているんですね
Webサイトとは、「ショーウィンドー」?
【名言④】Webサイトは、人間の五感のうち、「視覚」「聴覚」しか表現できない。だから足りない五感を補う意味で、リアルで視覚的な情報に力を入れるのだ。Webサイトは「ショーウィンドー」であることを意識しろ。-ボーン・片桐-
Webサイトの弱点を理解しよう
Webサイトの弱点の1つは、「視覚」「聴覚」しか表現できないことです。
あなたもリアルで買い物をするとき、場合によっては、手で触ったり(触覚)、香りを嗅いだり(嗅覚)しながら、購入するモノを決めますよね。Webサイトでは、それができません。
足りないところ補うためには、以下のような工夫が必要です。
- コンテンツは、「文章」と「画像」のメリットを交互に組み合わせて作り、訴求力を高める
- お客さん(読者)のリアル声をたくさん掲載する
もう少し具体的に教えてください!
「伝わりやすさ」と「信ぴょう性」を高めよう
たとえば、街中や百貨店を歩いていて、素敵なショーウィンドーを見つけて足を止めた経験はありませんか?
なぜ足を止めたのかを紐解くと、
- あなたが魅力に感じるように、分かりやすく展示してある
- 店舗としての信ぴょう性が保障されている。いくらいい商品が展示してあっても、怪しいお店の雰囲気だったらちょっと怖いですよね
リアルの店舗とWebサイトで求められる要素は、同じです。それは、以下の2つです。
②客観的な信ぴょう性
伝わりやすさを高めるために、本書では、
まずは文章のみでコンテンツ(記事)を考えるべきとだと紹介されています。
なぜなら、文章のみでコンテンツを考えると、論理的な記事構成になり、読み手に伝わりやすくなるからです。
ただ、当然文章は直感的(視覚的)な表現が苦手なので、直感的(視覚的)な表現で伝えたい場合は、画像を使用していくのがオススメです。
そして、人は「客観的な情報」で信頼性を見極めるので、自分の意見だけではなく、第三者の意見を積極的に取り入れていくことが大切です。
たとえばブロガーの中には、Twitterのコメントをうまく掲載したりして、客観的な情報の信頼性をプラスしていますよね。
ボクもWEBサイトは、ショーウィンドーっていうことを念頭にサイトを運営していきます!
コンテンツマーケティングにおいて大切なこととは?
【名言⑤】おもしろいコンテンツを作りたいのなら、「funny」の方向ではなく、「interesting」の方向性で攻めろ。-ボーン・片桐-
【名言⑥】コンテンツを作るときは、そのコンテンツがシェアされた際に、“シェアした人とその周りの人との間にどんなコミュニケーションを生み出したか?”を考えるといいんです!そして、コミュニケーションのターゲットとする人たちができるだけ興味を示しやすいネタの方がいいってことです。-吉田守-
いくらいいコンテンツをつくっても、
誰にも読まれなかったなかったら、作り手として悲しいですよね。
ですので、本書では良質なコンテンツをつくることは大前提として、以下の2点の視点が大切であると紹介されています。
- 人にシェアされるコンテンツをつくる
- Twitterを中心とした露出経路を強化する
本書の中で、ボーン・片桐が言っている「interesting」のコンテンツとは、
- 感動を分かち合えるコンテンツ
- お互いが成長できるコンテンツ
- 問題を提起して意見交換ができるコンテンツ など
こういった自分が読んで他人にもシェアしたくなるコンテンツのことです。
そこで大切になってくるのが、「みんなが知っていること、関心があることを書くこと」です。
シェアしたいという気持ちになるためには、
専門的な内容だと、ちょっと難しいですよね。
ですので、記事のタイトルなども含めて、
たとえ難しい内容でも、読者が理解しやすいような言葉を使い、記事を書いていくことが人にシェアされるためには大切であると紹介されています。
そして他人にシェアしてもらうことは、認知度やPV数を上げるだけではなく、「外部リンク」をもらえるというメリットにも繋がります。
たくさんの外部リンクをもらえれば、あなたのサイトは影響力があるサイトだとGoogle先生に見なされ、ドメインパワーが上がり、記事の検索順位が上位表示されやすくなります。
ボクの実体験からも、Twitterと連動したSNSでの告知は、サイト運営者は絶対にやっておいた方がいいと思いますし、ブログ開設初期から、ある程度の成果を残している人は、Twitterの使い方が上手いです。
SNSを上手く活用しながら、「interesting」なコンテンツをつくっていくこと大切さを学ばせていただきました!
まとめ
今回は名著『沈黙のWebマーケティング』からボクが心に響いた名言を抜粋してご紹介させていただきました。
本書は本当に役に立つ内容がぎっしりと詰まっていますので、ぜひ今回の記事を読んで少しでも興味を持たれましたら、購入してみることをオススメいたします。
沈黙のWebマーケティング ─Webマーケッター ボーンの逆襲
僕自身も本書をバイブルとし、当サイト『てる基地』をもっと魅力的なサイトにできるように、引き続き頑張ります!
今回の記事が少しでも参考になったことを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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