相手の心を動かすためのプレゼンテーション5選|プレゼンが上手くなる!

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こんにちは、てるきちです。

 

「プレゼンを制する者がビジネスを制する」といわれるくらい、ビジネスで成果を生むためには、プレゼン能力は重要です。

 

とくに近年ではテレワークでの働き方も浸透し、自分を考えを簡潔にわかりやすく伝える場面がより必要となってきました。

 

そこで今回は著書『プレゼン思考』の内容を参考に、人に伝わり、相手を動かすためのプレゼンの心構えをご紹介していきます。

 

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てるきち

本書の内容は、普段新規事業の開発を担当しており、プレゼンをする機会が多いボクも、大変参考になりました。

 

今回の記事がオススメの人は、

 

  • プレゼンが苦手と感じている人
  • プレゼンで成果が出ていないと感じている人
  • ビジネスで成功したい人

 

てるきち

では、早速みていきましょう!

プレゼンテーションとは?

プレゼンとは一体なんなのか。
本書では、プレゼンを下記のように紹介しています。

 

プレゼンとは、目的達成に向けて、やるべきことを考え、相手にその思いを届け、共感を生み、ともに行動するきっかけとなるものです。

 

ここで重要な点は、プレゼンの目的が「いかにうまく伝えるか」ではなく、プレゼンをした相手に対して「行動するきっかけを生むことだといわれていることです。

 

 

かりに自分では100点満点のプレゼンができたとしても、受け手がプレゼン後、なにもアクションをとらなければ意味がありません。
つまりプレゼンとは、ビジネスやプロジェクトのゴールではなく「スタートだという認識を持ちましょう。

 

てるきち

「むずかしい!」と思われかもしれないですが、大丈夫です。

このブログで、わかりやすく解説していきます。次からみていきましょう。

【プレゼンの心構え①】必勝方程式を学ぼう

いいプレゼンには、必ず骨格があります。これに沿って提案するだけでも、プレゼンをした相手から納得を得やすくなります。
まずは、この「骨格」について理解しましょう。

 

いいプレゼンの骨格とは、課題⇨未来⇨実現案」のロジック(論理)で成り立っています。たとえば、以下の流れです。

 

てるきち

あなたもこの骨格で構成されたプレゼンを聞いたことはあるんじゃないでしょうか?

 

この骨格を使うメリットは、単に実現案を提案するのではなく、課題と未来を話すことによって受け手から「共感」を得られる点です。

 

そうなると、

 

「うちの会社の状況をよく理解していますね」

「ぜひ、そういった未来を作っていきたいです!」

 

など、「共感」するポイントがあるお陰で、あなたのプレゼンの浸透力はグッと深まります

【プレゼンの心構え②】何を話せば相手が興味を持つのか、考えよう

プレゼンの軸は、自分ではなく「相手」

 

せっかく準備をしても相手が興味を持ってくれなければ、時間の無駄になってしまう可能性もあります。
ですので、何を話せば相手が興味を持つのかを真剣に考えてプレゼンをすることが「伝わるプレゼンの第一歩です」。

 

いかに「伝えるのか」ではなく、どうやったら「伝わるか」という視点を持ってプレゼンをしましょう。
こちらから相手に歩み寄らない限り、相手が関心を持つプレゼンはできません。

 

この視点を持っているか、持っていないかだけでも大きく成果が変わります。

 

てるきち

可能であれば、プレゼンをする前にプレゼン相手と打ち合わせを行い、困っていることやプレゼンに必要な情報をヒヤリングすることをオススメします!

【プレゼンの心構え③】プレゼンの成功の秘訣は、シンプルさ

先人たちの最高のプレゼンは、どれも相手に無関心でいることを許さないほど興味深い内容でした。

 

てるきち

ボクもアップル創業者のスティーブ・ジョブズがはじめてiPhoneのプレゼンをしたとき、これからどんな風に生活が変わるのかワクワクしたのを覚えています!

 

そんな先人たちの最高のプレゼンに共有する要素は、シンプルさです。
もっというと「ロジック(論理)のシンプルさ」
わかってもらうために、必死で説明を加えるのではなく、流れを聞くだけで「わかってしまう」
それこそが最高のプレゼンだとボクは考えます。

 

 

本書では、ロジックの通ったシンプルさがある最高のプレゼンを行うために、以下の流れを準備をしていくことが紹介されています。

 

  1. 先ほどの骨格「課題⇨未来⇨実現案」の要素に沿って、プレゼン構成・内容を考える
  2. ひとつひとつの構成要素を矢印につなげていく(この後、詳しく説明します)
  3. 矢印がつながらないところはロジックが通っていないので、内容を見直し修正をする

 

てるきち

わかりにくいので、簡単に例を出してご紹介していきますね!

 

例えば、「あなたがこれから外出しようと思ったときに、雨が降りそうだった」とします。
その場合は、あなたならどうしますか。
先ほどの骨格「課題⇨未来⇨実現案」に当てはめながら、2パターンを考えてみました。

左の例は、読んでいて違和感がないと思います。これが、本書でいう矢印がつながっている状態です。

 

しかし、右の例はどうでしょうか?
走って駅まで向かえば、間に合うかもしれませんが途中で雨が降ってきて濡れてしまう可能性がありますよね。
そうなると、「未來」から「実現案」への矢印が繋がりません。
つまり、ロジックが通っていないことになります。

 

今回の例が簡単なので、おかしいなと気づけますが、ビジネスの提案の場合、頭の中で考えたものを資料に落とし込むだけでは、実は今回のようにロジックが通っていない提案になっていることが多々あります

 

最高のプレゼンにするために、資料を作成する前に、ロジックが通っているか、矢印がつながるか、予め確認しましょう

【プレゼンの心構え④】ワクワクする未来を描こう

プレゼンをすると、相手から「なんかつまらない」と反応をもらうことがあります。
その原因は、ワクワクする未来を提示できていないからかもしれません。

 

てるきち

ボクも「つまらない」といわれてショックだったことは何度もあります

 

例えば、今の課題がとても厳しい状況(経営が上手くいっていない、売上が伸びないなど)であればあるほど、これからの未来が良くなれば、その課題は明るい未来を生んだ「きっかけ」へと変わります。

 

もちろん、すでに将来像や未来など、あるべき姿を組み込んで提案されている場合もあるかと思いますが、大事な視点は「相手は本当にその未来を生きていきたいのか?」と考えることです。
ワクワクを感じられるかどうかが肝だと、本書では紹介されています。

 

そうでないと、表層的な未来像しか提案できず、相手からの「共感」を得ることは難しいです。

 

「感動」という言葉は、「感じて動く」と書きます。
プレゼンを受けた相手の心が動き、行動したくなるにはどういった未来がいいのか。問い続けることが大切でであると、本書では紹介されています。

 

てるきち

過去記事で、「面白い企画を考える」ポイントをまとめています。

もう「つまらない」といわれないためにも、よければチェックしてみてください。

 

【プレゼンの心構え⑤】誰かにではなく、「あなたに届け」との思いで

よく大勢の人たちに向けにプレゼンや自分の意見を言う人がいますが、それでは聞き手は「自分ゴト化」できないので、効果的ではないです。
まるで街中で拡声器を持ち、プレゼンをしていることと一緒です。
少なくともボクは、それで足を止めて耳を傾けたことはありません。

 

何かを伝えるときに大事なことは、

 

  • 本当に伝えたい相手はどんな人なのか解像度を上げて考える
  • その人にどうすれば、考えを深く理解してもらえるか考える

 

この2ステップが大切です。

 

 

ひとりでも深くあなたのプレゼンに共感する人がいれば、他の方も共感してくれる確率は上がります。

 

てるきち

このブログも、この記事を読んでいただいている「あなた」に向けて書きました

まとめ

以下、今回の振り返りです。

 

  • 【プレゼンの心構え①】必勝方程式を学ぼう
  • 【プレゼンの心構え②】何を話せば相手が興味を持つのか、考えよう
  • 【プレゼンの心構え③】プレゼンの成功の秘訣は、シンプルさ
  • 【プレゼンの心構え④】ワクワクする未来を描こう
  • 【プレゼンの心構え⑤】誰かにではなく、「あなたに届け」との思いで

 

つねに相手目線に立ち、「伝える」のではなく、「伝わること」を意識してプレゼンをすることが最初のステップです。
それを問い続けた結果、相手が共感し、アクションにつながるプレゼンが生まれます。

 

当たり前ですが、プレゼンには「正解」はありません。
だからこそ、相手のためにと考え尽くしたプレゼンには重みや愛着が生まれてきます。

 

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

てるきち

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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