世の中には多くのモノやサービス、
そして情報が溢れかえっています。
その中で、「選ばれるモノ」にするためには
ブランディングは切っても切り離せません。
ブランディングは、
企業活動に限った話ではありません。
ビジネスマンや個人としても
ブランディングを行っていけば、
他の人たちと差別化ができ、
仕事がしやすい環境をつくることができます。
今回はブランディングについて
そしてそのメリットを
わかりやすくご紹介していきます。
この記事がオススメの人は
- ブランディングに興味がある
- 知名度をもっと上げたい
- もっと商品やサービスを売りたい
最初にポイントを述べます。
- ブランディングは、モノに付加価値を与え、生活者から選ばれやすくなる
- 価格競争になりにくく、リピーターやファンができる
- 「〇〇といえば、あなた」と記憶されるくらい、一貫したメッセージを発信していこう
- 中長期的な視点でブランディングを行っていこう
では、早速みていきましょう。
そもそも「ブランディング」とは?
「ブランディング」を行えば、付加価値が高まる
ブランディングを理解しやすくするため、
具体例をあげて説明します。
もしあなたが、
「ナイキの靴のイメージは?」
と聞かれたら、どんな風に答えますか?
- おしゃれな人がみな履いている
- カッコイイ
- クール など
靴のメーカーは、
ナイキ以外にもたくさんあるのに、
なぜナイキは、いまも人気が高いのでしょうか。
ナイキの靴を購入する人は、
ナイキを履けば、自分が
「オシャレでカッコよくなれる」
と思っているので購入しています。
これがブランディングです。
つまり、ナイキの場合は
ブランディングすることによって
ただの靴以上に付加価値を高めています。
ブランド品という言葉ありますが、
「高級=ブランド」は本質的な意味ではありません。
たとえば、ハイブランドのシャネルは
高級だからブランドなのではなく、
「自由で自立した女性になれる」という
イメージこそが、ブランドなのです。
ブランディングのメリットとは?
【その①】人の記憶に残り、圧倒的に選ばれるようになる
無名のコーヒーと、
スターバックスのコーヒーが
目の前にあったとき、
あなたはどちらを選びますか?
一般的には、
スターバックスのコーヒーを
選ぶ人が多いと言われています。
これは、あなたの記憶の中で
- スタバのコーヒーは、おいしい
- スタバのコーヒーは、安心
- スタバの飲む自分はかっこいい など
こういったイメージが
すでに出来上がっているからです。
「生活者が期待していること」と
「企業が提供したい価値」
が一致しているとき、ブランディングは力を発揮します。
※図でもご紹介します
ブランディングは、
仕事でも影響します。
たとえば、
「この企画といえば、〇〇さん」など
個人でもブランディングが出来ている人は、
声がかかる可能性が高まります。
このように、ブランド力が強ければ
複数の選択肢がある中で、
優先的に選ばれやすくなります。
【その②】リピーター(ファン)が増える
たとえば、スタバを飲んだ消費者が
「スタバのコーヒーはおいしい」と
脳の中で記憶されると、
何かコーヒーが飲みたくなった際、
スタバのコーヒーを選びやすくなります。
一度ブランディングが出来上がると、
リピーター(ファン)が増えます。
自分のメッセージや活動に共感し、
ファンやリピーターになってくれた人が
いたら、大切にしていきましょう。
なぜなら、その人たちは口コミで
あなたの評判を広めてくれるからです。
情報が溢れているいま、
信頼している人からの口コミは、
もっとも強力な宣伝手段となります。
【その③】付加価値で勝負でき、価格競争になりにくい
たとえば、はさみは切れ味の違いがあれど
どこのメーカーもほぼ同じものです。
そうなると、すでに
はさみは私たちの生活で
十分供給されているため、
値下げ競争になってしまいます。
消費者にとっては
安く購入できるのは喜ばしいですが、
企業にとっては売上・利益が下がっていき、
ダメージが大きいです。
しかし、ブランディングができている
はさみだと付加価値がつき、
価格競争に巻き込まれません。
たとえば、
- 日本の伝統工芸としてのはさみ
- 著名人が監修したはさみ
「何かを切る」という機能は
一緒であるものの、付加価値があるだけで、
通常のはさみ以上の金額で売れていきます。
しかし、ブランディングを意識して
行っていないと、先ほどご紹介した
価格競争や同じ価値を提供できるのに、
あなたを選んでもらえなくなってしまいます。
まとめ
人は何かを選択しているとき、
意識無意識に関わらず、
ブランディングに影響を受けています。
ですので、もしあなたが世の中に
価値を提供していく側の人間だったら、
ブランディングについては学んで損はありません。
ただ、ブランディングは時間がかかります。
大切なことは、続けていくことです。
活動すること、発信することを
やめないことが大事です。
ブランディング活動を行いながら
あなたしか提供できない価値を
磨いていってください。
そうすれば、
みながあなたを求めるようになり、
仕事に困ることはなくなります。
今回の記事が少しでも参考になったことを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
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